ネットブックで画面を縮小して解像度を上げる方法–DownScalingSupported

よもやまブログ第５弾です。

ネットブックは、画面や本体が小さい代わりに、価格が安く、バッテリーの持ちがいいので私も重宝しています。

今では相場が上がってしまいましたが、一時期は新品でも２万円ほどで購入できました。

今でもがんばればそのくらいの値段で買えるようです。

ところで、画面の解像度が1024×600のように小さいと、ソフトウェアによっては操作がしづらかったり、インストールができなかったりします。

そのような場合に画面を縮小して解像度を上げる方法（Windowsでの設定方法）を書きます。

1. ず、解像度を変えられないか試してみます。（デスクトップ上で右クリック、またはコントロールパネルから）
   これで1024×765などに変えられれば下の説明は不要です。変えられなくなっている場合に下の説明が役に立つかもしれません。

2. 田+Rキーで、regedit　と入力してOKを押して、レジストリエディタを起動
   
3. 左側で最上階層の「コンピュータ」が選択されている状態で、Ctrl + Fで検索窓を出します。
   
4. 検索する値として、「downscalingsupported」を入力し、検索します。
5. Display1_DownScalingSupportedという項目をダブルクリックして、値を0から1に変えます。
6. コンピューターを再起動した後、画面の解像度を変更してみます。（デスクトップ上で右クリック、またはコントロールパネルから）

もし、これでも変えられなかったら、

1. 上記と同様に「downscalingsupported」を検索します。
2. 左側で、「downscalingsupported」がみつかった0001のようなフォルダの上のフォルダ（例、{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}）を選びます。
   ※１
3. 既に0000というフォルダがあれば0001と名前を変え、逆に、既に0001というフォルダがあれば0000というフォルダを作ります。
4. その0000、0001のフォルダで、Display1_DownScalingSupportedというキーが含まれていない場合、そのキーを新しく作り、値(DWORD)を1とします。
5. コンピューターを再起動した後、画面の解像度を変更してみます。

＜追記：2015/5/10＞

Windows 8などでは、「downscalingsupported」がみつからない場合も多いようです。その場合、

1. 上記と同様にレジストリエディタを起動した状態で、
2. \HKEY_LOCAL_MACHINE_SYSTEM\ControlSet001\Control\Videoと進みます。
3. その下の{4d36e968-e325-11ce-bfc1-08002be10318}のようなフォルダに、 0000、0001のようなフォルダがあるものを探します。
4. 上の※１に進みます。

これでもできない場合は、（リスクがありますが）ビデオドライバーを変える手があります。

該当機種用のWindows 7用ドライバーなどです。インストールした後でWindows Updateを手動で行うと、最新のWindows 8用のドライバーに変わっていることもあります。（最悪、セーフモードでドライバーをアンインストールせざるを得なかったり、Windowsをサラからインストールせざるを得なかったりもします）

なお、設定変更後に再起動したときに、画面を見ることができなくなった場合は、電源ボタンを長押しなどをして電源を落とした後で、Windows起動時にF8キーを押し続けて「セーフモード」として起動します。そして、上の操作をしてレジストリエディタを起動して、上の操作を元に戻します。

できた、できなかったなど、コメントをいただけると助かります。